私は県立高校英語科教諭として長年にわたって延べ数千人の生徒に英語を教えてきました。
その経験から出た結論が「一対一で教える授業が生徒にとってベストだ。」ということです。集団授業と個別指導の「いいとこどり」が「一対一」だからです。
学校の授業のような集団授業には十分な時間を使って説明してもらえるメリットがありますが、個々の生徒のための時間を取ってもらえないデメリットもあります。
理解しているか確かめるためや理解を深めるために教師の質問に答えたり、発言したり、発音した音を正しく発音できるまで教えてもらう時間がありません。
1人の教師が複数の生徒を教える個別指導では授業時間を生徒の人数で割った時間しか教えてもらえないデメリットがあります。
例えば60分の授業で3人の生徒を1人の教師が教える場合、それぞれの生徒はわずか20分しか教えてもらえません。
残りの40分は「自習」です。授業時間を100%生かす授業にしたいから、私は「一対一」にこだわります。